横田さんの絵 2001年1月3日 　このホームページの表紙を飾っている絵はすべて、横田稔さんの作品だ。 もっと早くこのことに触れて、感謝の言葉を書いておくべきだったのだが、それが遅れてしまった。 1年以上にも渡って。理由はあまりはっきりしていない。 横田さんの絵が、あまり説明するという行為に似合わないと思っていたからかもしれない。 　横田さんと知り合ったのは、書肆山田でだした私の詩集「パーフェクト　パラダイス」を送ったのが縁だった。 横田さんからいつか一緒に仕事がしたいね。と言うような趣旨の葉書をもらったのだ。 　それから２年ほど後のことだが、私は新しい詩集を考えていた。 「花見の森」である。横田さんに表紙の絵をお願いしてみた。それ以降、親しくおつきあいしている。 　横田さんは私よりもやや年上だが、人間としてはずっと成熟している。 メルヘンを越えるものがあるのは、そのせいだろう。 　21世紀になったのを機に、横田さんともっと一緒に仕事をしていこうと思っている。 いや、私の希望にすぎないのだけれど。作品ももっと紹介したい。 私のページをのぞいてくれている人たちに、詩だけでなくいろいろな表現に出会ってほしい。 　そんなことで、今年もよろしくお願いします。

くまの生活バックナンバー ●No.01「熊として、はじめに一言」 ●No.02「事実としての熊の生活」 ●No.03「このごろのベリーグッドのこと」 ●No.04「ベリー・グッドの町起こし」 ●No.05『「ああ」の周辺』のこと ●No.06 私はいつも本当のことが言えなくて ●No.07 未来についてどんな嘘がつけるのか ●No.08 曖昧な記憶と断片しかない過去 ●No.09 床屋の政談 ●No.10 横田さんの絵 ●No.11 伊東日記

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